私は神奈川県の実家から都内の大学まで2時間かけて通っていた経験があります。医療系の学部にいたため、毎日1〜4限まで授業と実習がありました。(コロナ前でリモート授業なし)経済的な理由で一人暮らしが難しかったため、実家から通学していました。結論から言うと2時間の通学は可能です。首都圏に実家がある人で1時間〜2時間かけて通学している人は少なくないです。実際にアルバイト、サークル活動も出来ました。ストレートで大学を卒業し、国家試験に現役で合格することができました。
長距離通学ができた理由
始発駅から電車に乗ることができた
長距離通学で辛いのは満員電車に長時間乗ることだと思います。
自宅から大学まで3回の乗り換えがありましたが一番長く乗る電車は始発駅から電車に乗ることができました。乗車列に並んで急行電車を何本か見送って座る場合と各駅停車にすぐに乗って座る場合であまり時間が変わらなかったため、私は各駅停車で座って通学していました。満員電車で立ち続けるよりも座っていた方が体力的にも楽ですし、勉強したり眠ったり、好きなことをして過ごすことができます。
始発駅から電車に乗ることが難しい場合もあるかと思います。後でも記載しますが乗り換えの工夫で解決できる問題もあります。
親のサポートがあった
ありがたいことに自宅で家事をする必要がほぼありませんでした。今考えると完全に親に甘えていましたが、家に帰ればご飯が用意されていますし、洗濯、掃除、食料や日用品の買い出しなども親がやってくれていました。洗い物や通学ついでの買い物などすることもありましたがほぼ家事はしていませんでした。通学に時間がかかる分、家事をしなくて良かったのは本当に助かりました。家族から協力が得られる場合は是非サポートしてもらいましょう。
慣れてきた
やはり慣れが一番大きかったです。長距離通学を続けることで、効率的に時間を使うことができるようになりました。早起きにも慣れて初めよりは苦痛が軽減されていました。
長距離通学をするときのコツ
最適な通学ルートを見つける
何通りかの通学ルートが選べる場合は、実際に使用して自分に合ったルートを使用するようにしましょう。乗り換え案内で最短ルートを見つけることも出来ますが、実際に乗ってみることをおすすめします。実際に乗ることで
- 乗り換えの回数は少ないが乗り換えの際にかなり歩かなければいけない。
- 最短ルートに見えたが朝の混雑で乗り換え案内のとおりに乗り換えできない。
- 電車が異常に混雑していて乗るのが辛い。
- 急行の本数が少ない
- 道路が混んでいてバスが定時で着かない。
などの問題点を見つけることができます。10分ほど早起きして少し遠回りすることで快適な通学ルートを使うことができる場合もあります。1分でも長く寝ていたい!という場合でも乗り換えの工夫で一番早いルートで通学できます。
また、いくつかの駅が使える場所に通学している場合は、乗り換え案内だけでなくGoogleマップで検索することもおすすめです。実は他の駅を使った方が通学しやすいということがあるかもしれません。
荷物を減らす
長距離通学で大きな荷物を持っているのは辛いです。医療系学生は白衣や分厚い教科書、パソコンなど荷物が増えがちですが、極力大学のロッカーに置いていくことで通学を楽にしていました。金銭的に可能であればお弁当や飲み物を大学近くで調達すると荷物を減らせます。
移動中の過ごし方を決める
長距離通学をしているとどうしても移動時間が長くなります。医療系学生はテストやレポート、実習で忙しいので移動時間も有意義に過ごしましょう。おすすめは暗記系の勉強や読書です。勉強は落ち着いた場所でしたいという人は移動時間をSNSやゲームなど息抜きの時間にするのも良いでしょう。
まとめ
忙しい医療系学生でも片道2時間の通学は工夫次第で可能です。慣れるまでは大変かと思いますが、一人暮らしができなくてもやりたいことを諦めずに頑張りましょう。
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